プログラマーの仕事は、主にコードを書くことです。新しい機能を追加したり、追加や既存のコードの改善を行ったりもします。プログラマーはシステムエンジニアがまとめたプロジェクトの仕様書にもとづき、実際に動作するプログラムを作り上げるため、コードを一行一行丁寧に書いていくのです。この過程では、ほかのプログラマーと協力しながらコードの品質を保つことが欠かせません。
コード管理もプログラマーの大事な業務の一つです。Gitのようなバージョン管理システムを使ってコードの変更履歴を追跡し、管理することを指します。誰がどの部分を変更したのか確認でき、問題が発生した際には簡単に以前の状態に戻すことが可能です。この方法はチーム作業の際に非常に有効で、全員が同じ最新のコードにアクセスできるため、スムーズに作業を進められます。
また、デバッグも大切な業務の一部と言えるでしょう。デバッグとは、コードの中に潜んでいるバグを見つけて修正する作業のことです。プログラムを動かして予期せぬエラーが発生した場合には、その原因を見つけ出して修正します。このプロセスはときに試行錯誤を伴いますが、バグを一つ一つ解決していくことでプログラムがより安定して動くようになる重要な作業です。
このように、プログラマーはコードを書くことはもちろん、そのコードを管理しほかのメンバーと協力してプロジェクトを進めること、デバッグを通じてコードの品質を向上させることが仕事となります。これの作業を通して、より良いソフトウェア開発につなげていくのです。